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注目企業特集
企業の「心のインフラ」を再構築する——株式会社プラスパが提唱する「マインドフルネス」と「プラス思考」の真髄
株式会社プラスパ
代表取締役 荻原 順子様
- 目次
目まぐるしく変化する現代社会において、メンタルヘルスの重要性はかつてないほど高まっている。特に重責を担う経営者や決裁者層のビジネスパーソンにとって、「いかに自分を整えるか」は持続可能な成長のための重要なスキルといえる。
今回、注目企業特集としてスポットを当てるのは、東京・銀座を拠点に独自のメソッド(同社の呼吸法・体操・実践プログラム)を展開する株式会社プラスパである。代表取締役の荻原順子氏は、自身の壮絶な原体験から紡ぎ出された「プラス思考」と「呼吸法」の力を信じ、37年以上にわたって多くの人々の人生に寄り添い続けてきた。
本記事では、荻原氏へのインタビューを通じて、創業の背景にある「想い」や、主力サービスであるマインドフルネスアカデミーの独自性、そして日本経済を支える人々へ向けたインスピレーションの源泉を深く掘り下げていく。
絶望の淵で見出した「自分を立て直す力」
株式会社プラスパの創業ストーリーは、荻原氏自身の人生の転機と深く結びついている。その原点は、彼女が15歳の時に訪れた。
「15歳で、尊敬し頼りにしていた父を亡くしました。その喪失感から精神が非常に不安定になったのです」と荻原氏は語る。当時、彼女を支えたのは「美しくて優しく、謙虚な母」の存在であった。母の支えによって一度は立ち直ったものの、結婚後に再び試練が訪れる。婦人科系の手術を受けたことをきっかけにホルモンバランスが崩れ、重い精神的な不調に陥ったのである。
荻原氏:「東洋医学、西洋医学、鍼灸、ヨガなど、あらゆる手を尽くしましたが、回復できない日々が続きました」
出口の見えない暗闇の中で、荻原氏はある瞬間に気づきを得る。「誰かに頼るのではなく、自分を立て直すのは自分しかいない」という確信である。当時はいわゆる「うつ」の状態であったが、そこから彼女は「絶対元気になりたい」という強い意識を持ち、独自の呼吸法や体操を工夫しながら実践していった。マイナス思考を打ち消すほどの強力な「プラスのエネルギー」を体の中に循環させることで、心身ともに回復を遂げたのである。この「自らの力で再生した」という唯一無二の経験こそが、プラスパの活動における全ての源流となっている。
「今、この瞬間」を生きる訓練——マインドフルネスアカデミーの挑戦

プラスパが提供する主力サービスは、自分を整えることを日常の中で練習する「マインドフルネスアカデミー」である。マインドフルネスとは「今の自分に気づくこと」を指すが、同社のアカデミーではこれを単なる知識としてではなく、具体的な「実践」として提供している。
荻原氏は、現代人の多くが「今」を生きられていないと指摘する。
荻原氏:「少なくない人たちが『過去がこうだったから、未来もこうなる』と決めつけ、過去の失敗や未来の不安に囚われています。純粋に『今』に集中できている人は、わずかです」
アカデミーでは、呼吸法や独自の体操、メディテーションを通じて、考えすぎた時に自分を元のニュートラルな状態に戻す方法を伝えている。特筆すべきは、その徹底した実践主義だ。
荻原氏:「本を読んで頭で分かったつもりになっても、長い間の体の癖や思いの癖は一人では直せません。同じことを繰り返し練習することで、初めて『自分はできると思っていたのに、実はできていなかった』という謙虚な気づきが生まれます」
この「謙虚さ」や「素直さ」こそが、心を静め、発想を転換させるための鍵となる。実際に、アカデミーに通う生徒の中には、病院も驚くほどの回復を見せる人もいたという。荻原氏は、治療を否定するものではないと前置きしつつ、このメソッドは「未来の医療につながる可能性があるのでは」と、薬に頼りすぎる現代の社会構造に一石を投じている。
経営者・ビジネスパーソンの「サードプレイス」として

プラスパのアカデミーには、20代から80代まで、幅広い層が通っている。中でも目立つのが、医師や看護師といった医療従事者、そして設計士や主婦など、日々高い集中力や責任感を求められるプロフェッショナルたちだ。
経営者や決裁者層のビジネスパーソンにとって、同社は職場でも家庭でもない、心からリラックスできる「サードプレイス(第三の場所)」としての機能を果たしている。荻原氏が特に大切にしているのは、アカデミー生同士の調和と信頼関係である。
荻原氏:「短期的な利益を追うのではなく、信頼を一つひとつ積み重ねることを重視しています。社員が安心して良さを発揮できる環境を整え、それが自然とお客さま(生徒)への信頼に繋がる。プラス思考を実践するスタッフたちが調和して働く姿そのものが、プラスパの強みです」
銀座のプラスパは、荻原氏自らがデザインを手がけ、細部にまで「美しさ」と「清潔感」が行き届いている。五感を通じて「良い状態」を体験させることで、物質的な環境と精神的な学びを一致させている。また、35年以上続く大手外資系ホテルでのクリスマスパーティーなど、コミュニティとしての絆を深める取り組みも継続している。荻原氏によれば、ホテル側もこの取り組みを理解し、長年の信頼関係が築かれている。
「プラスピスト」が変える日本の未来
荻原氏には、一つの大きな夢がある。それは、同社が商標登録した資格「プラスピスト」を社会的に浸透させることである。
荻原氏:「プラス思考のプロである『プラスピスト』という存在が、就職や結婚の場面でも高く評価されるような社会にしたい。この考え方が広まれば、世の中は確実に変わっていきます」
特に、荻原氏が力を入れたいと考えているのが「女性の教育」である。2008年には台湾での世界大会において、日本を代表する女性として表彰された実績も持つ彼女は、「女性が良くなれば、家庭も、そして世の中も良くなる」と断言する。女子大学などでの講演を通じ、次世代を担う女性たちに「人を立てること」や「子育ての要諦」を伝えていくことが、今後の重要なミッションとなっている。
76歳(取材時)という年齢を感じさせない若々しさとエネルギーを放つ荻原氏だが、その秘訣もやはり「今、この瞬間」を肯定し、プラスの意識を持ち続ける訓練にあるという。
挑戦者たちへのメッセージ——呼吸から始まる変革
最後に、起業を目指す若者や、新しいことに挑戦しようとするビジネスパーソンへの助言を求めた。
荻原氏:「新しいことを始めようとする時、あるいは困難に直面した時、まずは『1分でもいいから呼吸を整える』ことを実践してください。呼吸が整えば、そこから自ずと新しい発想や直感、広がりのある視点が生まれてきます」
過去の失敗や未来の不安に支配されるのではなく、正しい呼吸によって「今」の自分を取り戻す。その小さな積み重ねが、強靭なマインドセットを構築する第一歩となるのである。
株式会社プラスパが提供しているのは、単なる健康法ではない。それは、自分自身の「ものさし」を長くし、多様な見方に気づくための「生き方の技術」である。混迷を極める現代日本において、一人ひとりが自律的に自分を整える力を手に入れること。その先にある明るい経済と社会の実現に向け、プラスパの挑戦はこれからも続いていく。
※ J-PlatPat 商標登録第5176089号 詳細(特許情報プラットフォーム)
「プラスピスト」は、株式会社プラスパによって商標登録されています。同社は「日本プラスピスト協会(JPA)」を運営しており、プラス思考のプロフェッショナルを認定する資格や呼称としてこの商標を使用しています。登録の対象となっている役務は、主に教育・研修、知識の教授、セミナーの企画・運営などです。
※本記事は取材内容の紹介であり、特定の治療効果を保証するものではありません。体調不良の際は医療機関にご相談ください。
記事要約
- 創業の原点:代表・荻原順子氏が若年期に経験した父の死や、自身の病による精神的不調を、独自の呼吸法と「プラス思考」で自ら克服した実体験が全ての基盤となっている。
- 主力サービス:マインドフルネスアカデミーを通じ、「今の自分に気づく」ための呼吸法や体操を指導。頭での理解ではなく、繰り返しの練習による「習慣化」を重視している。
- 経営哲学:短期的な利益追求ではなく、顧客や社員との信頼関係を第一とする。スタッフ全員がプラス思考を実践し、調和した環境を提供することが高い顧客満足度に繋がっている。
- 社会的使命:商標登録された「プラスピスト」資格の普及や、次世代を担う女性への教育を通じ、日本社会全体の精神的な質の向上を目指している。
- ビジネスへの示唆:困難な状況下こそ呼吸を整え「今」に集中することで、経営者やビジネスパーソンに必要な直感力や柔軟な発想力が養われる。
取材企業の概要
- 企業名
- 株式会社プラスパ
- 住所
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〒104-0061
東京都中央区銀座4-10-16 シグマ銀座ファースト4F
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