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注目企業特集

自らの実践経験を顧客の安心に。株式会社FAMORE武田拓也が追求する、家族の幸せを守るライフプランニング

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株式会社FAMORE

代表取締役 武田 拓也様

目次

個人の資産形成や老後の備えに対する関心が高まる中、金融業界では「顧客のニーズよりも、特定の金融商品を優先して提案する」といった仕組みに疑問を持つ声も少なくない。そうした状況下で、自らの福祉業界での経験を原点に、一貫して「顧客への情報提供」を重視する経営者がいる。株式会社FAMOREの代表取締役、武田拓也氏だ。保険、証券、不動産を横断し、自らが実践して成果を得た知見のみを共有する同氏の「想い」と、その歩みに迫った。

福祉の現場で感じた「老後のお金」への切実な不安が原点

武田氏のキャリアのスタートは、福祉業界であった。介護の現場に身を置き、多くの高齢者とその家族に接する中で、同氏は「老後のお金」に関する切実な課題を抱くようになる。

「元々、福祉業界で働いていて、老後のお金がすごく不安だった」と武田氏は振り返る。介護の現場では、入居者の最期に立ち会う「看取り」の瞬間がある。そこで目の当たりにしたのは、本人と家族のあり方が、経済的な状況によって左右されかねないという現実であった。当時勤務していた有料老人ホームは、入居にあたって相応の費用を要する施設だった。十分な資金がなければ選択肢は狭まり、本人や家族が望むような生活や最期を実現することは難しくなる。

「お金が潤沢にないと、最後は大変なことになってしまう。選択肢も狭まってしまう」という危機感は、武田氏を金融の学びへと突き動かした。自身の将来に対する不安を解消するために、まずは自分自身で投資や金融商品に触れ始めたのである。

しかし、独学での研鑽には限界があった。より専門的な知識を習得し、同じような不安を抱える人々の力になりたいと考えた武田氏は、生命保険会社への転職を決断する。実務を通じて保険の仕組みや資産形成の基礎を習得していったこのプロセスこそが、現在のFAMOREが掲げる「家族に寄り添う姿勢」の源流となっている。

独立を選んだ「トータル提案」へのこだわり

生命保険会社での経験は大きな糧となったが、同時に新たな課題も見えてきた。顧客の将来を真剣に考えたとき、生命保険という一つの手段だけでは、老後の資金準備を完結させるには不十分であると感じ始めたのだ。

武田氏:「どうしても生命保険だけで老後の資金準備などすべてをカバーするのは難しかった」

「顧客にとって最適な解決策を提示したい」という想いから、2021年にファイナンシャルプランナー(FP)事務所として株式会社FAMOREを設立。保険・証券・不動産を横断し、相続相談まで含めた包括的な情報提供を行うスタイルを確立した。

「自ら実践し、成果が出たものだけを伝える」という徹底したスタンス

FAMOREの特徴の一つが、武田氏自身の「実体験」に基づいた提案にある。同氏は、顧客に勧める手法をまずは自分自身で試し、その成果を検証することを徹底している。

武田氏:「私が実際に取り組んだもので、成果が出たものを、体験交えてお伝えさせていただいている。営業トークではなく、お客様に寄り添った提案ができる」

証券に関しては22歳の頃から自ら投資を行い、売り買いの現場を経験してきた。不動産投資に関しても、書籍での学習やセミナー参加に加え、実際に小ぶりな物件を自ら購入することから始めた。

不動産会社の担当者が語る内容が事実に基づいているのか、どのような流れで運用が進むのか。武田氏は自らオーナーとなることでその「裏側」を肌で感じ、ノウハウとして蓄積していった。この経験があるからこそ、同氏の言葉には実感のこもった重みがある。

現代は資産形成に関する情報が溢れているが、中には顧客より知識の乏しい担当者や、契約後のフォローが滞るケースも見受けられるという。武田氏のように「自ら実践し、成功も失敗も知っている」存在による情報提供は、顧客にとって大きな安心材料となる。

実際、FAMOREには既存顧客からの紹介も多いという。「保険の内容を整理して満足いただいた」「アドバイスによって資産が着実に増えた」といった具体的な手応えが、紹介につながっている。武田氏は「基本営業はしない。引き気味というか、本当の情報提供をしっかりさせていただいている」と語るが、その姿勢こそが、結果として紹介や継続的な相談につながっている。

創業時の不安と「人材」に対する考え方

現在は個別相談やセミナー、各種コンサルティングを展開するFAMOREだが、創業時には人材確保に不安もあったという。

武田氏:「創業時は、どういう人を採用するか、実際に向こうから来てくれるのかなというところで、人材の面で少し苦労というか心配をした」

当初は知人に声を掛けるなどしていたが、最終的にはハローワークを通じて、現在在籍する社員との出会いを果たした。

「結果的にすごく良い人が来てくれた」と振り返る言葉からは、現在の組織に対する信頼が伺える。現在、FAMOREは社員1名に加え、証券分野などで協力し合うメンバーを含めた計4名ほどの体制で活動している。決して大きな組織ではないが、それゆえに一人ひとりがやりがいを持ち、前向きに取り組める環境を重視している。

武田氏が考える理想の組織像は、「社員がストレスなく、自分自身楽しく、お客様の方を向いて取り組めること」だ。そのために、社員がやりたいと言ったことには積極的に挑戦させ、必要な環境整備は会社側で行うといった柔軟な姿勢を貫いている。

社名「FAMORE」に込められた、家族と幸福への想い

武田氏の経営哲学は、社名である「FAMORE(ファモア)」という言葉に象徴されている。これは、同氏が大切にしている3つの要素、Family(家族)・Money(お金)・Welfare(福祉/幸福)を組み合わせた造語だ。

武田氏:「家族の皆さんが元気ですこやかで、機嫌よく過ごしてもらうのが一番。そこにやはりお金も絡んでくる。お金に困らないようにしっかりとライフプランニング、マネープランニングをしていただきたい」

福祉業界で「最期の瞬間」を見守ってきた武田氏だからこそ、家族の絆とお金の関係性を切実に捉えている。お金はあくまで手段だが、その管理を適切に行うことで、家族は未来に対する不安を軽減し、日々の幸福を享受できるのだ。

武田氏は、経営において困難な局面に直面した際、自らが「気合を入れて活動し、結果を出す」ことで乗り越えてきた。その根底にあるのは常に、「既存のお客様から見て、変なことをしていないか、良い活動をしているか」という評価基準である。

武田氏が考える理想の組織像は、「社員がストレスなく、自分自身楽しく、お客様の方を向いて取り組めること」だ。そのために、社員がやりたいと言ったことには積極的に挑戦させ、必要な環境整備は会社側で行うといった柔軟な姿勢を貫いている。

法人向けサービスの拡大と、次代を担う世代への視点

今後を見据え、武田氏は法人向けサービスの拡大を進めていきたい考えだ。現在は個人顧客が中心だが、今後は法人に対しても自らの経験を活かしたコンサルティングを広げていく構えである。

また、起業を検討している若い世代に対しても、自身の歩みに基づいた助言を送る。武田氏は「起業は全然してもらっていい」と肯定しながらも、独立前に組織の中で実務を経験することの重要性を説く。

武田氏:「今勤めているところがあるのであれば、そこで学べること、吸収できることは全て吸収してから独立した方がいい。私自身、不動産業界の裏側やノウハウ、営業経験をしておけば、今もっとスムーズだったかなと思うことがある」

自身のビジョンから逆算し、不足しているスキルや知識を、まずは「会社員」という立場で学ぶ。その現場体験が、起業した際の揺るぎない武器になる。武田氏が福祉、保険、そして投資の現場で積み重ねてきたリアリティこそが、FAMOREの提供するサービスの深みを作っているのである。

記事の画像

株式会社FAMOREの歩みは、顧客一人ひとりの人生に実直に向き合うことから始まった。武田氏が掲げる「家族・お金・幸福」の視点は、将来への不安を抱える多くの人々に、具体的な解決の選択肢を提示している。

単なる金融商品の紹介者ではなく、自らが常に最前線で「実践者」であり続けること。顧客と共に歩み、確かな情報提供によってその未来を支える武田氏の挑戦は、これからも多くの家族の暮らしの中に、確かな安心を築いていくだろう。

記事要約

  • 創業の原点:福祉業界での介護・看取りの経験から、家族の幸福と経済的基盤の重要性を痛感。自身の不安を解消するために始めた学びが起業のきっかけとなった。
  • 事業の強み:代表自らが保険・証券・不動産投資を実践。自らの実体験に基づき、成果が出た手法のみを提案する「情報提供」重視のコンサルティング。
  • 経営理念:社名「FAMORE」に象徴される、家族(Family)、お金(Money)、福祉・幸福(Welfare)の調和。適切なプランニングを通じた家族の幸福につながるライフプランニングを重視している。
  • 組織運営:少人数の体制で、社員がやりがいを持ち、ストレスなく顧客と向き合える環境作りを徹底。

取材企業の概要

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企業名
株式会社FAMORE
住所
〒530-0044
大阪府大阪市北区東天満2丁目8-1 若杉センタービル別館703

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