毎朝、多くの人が行列を作るカフェがあります。経営しているのは、あの有名なお寺。一体、どんなお店なのでしょうか。
月に約1万人が来店。毎朝、大行列となるのは築地本願寺が経営するカフェです。そんな平日の朝から並んでまで食べたいのが18品と盛りだくさんな朝食セットです。ホッカホカのおかゆにコンブや豆腐の柚子あん、イクラを添えた湯葉、さらに鴨の山しょう焼きなど築地本願寺のご本尊「阿弥陀仏」の第十八願になぞられて作られた18品だといいます。モチーフにしたのはもちろん精進料理。なかには、築地の有名店が作っている料理もあります。一日限定110食の朝ごはんは完売することも多いといいますが、他にも人気の理由は窓越しに見える景色です。
そもそもなぜ寺がカフェを経営しているのかというと、深刻な寺離れが進んで参拝客が減っている危機的状況を打破するため、寺に来るきっかけを作ったといいます。カフェ以外にも寺の貴重な文献がそろう書店なども開設。月に約3000人も参拝客が増えたといいます。

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