岩手県の沿岸を走る『三陸鉄道』は今年3月、東日本大震災からの復興のシンボルとして、8年ぶりに全線開通した。しかし、台風19号で、線路やトンネルが土砂で埋まるなど92カ所で被害が出た。現在、7割にあたる約113キロの区間が不通となっていて、復旧のめどは立っていない。国土交通省によると、全国14路線(在来線)の一部で運行ができなくなっている。JRでは『水郡線』『吾妻線』で復旧のめどが立っていない。また、『阿武隈急行』の被害額は、東日本大震災の時の4億3000万円を超える見通しとなっている。『上田電鉄・別所線』では、地元のシンボルとなっていた千曲川にかかる赤い橋が崩落し、深刻な被害となっている。

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