台風19号の影響を受け、天皇陛下の即位に伴う祝賀パレードを22日から来月10日に延期することが決まりました。その影響は意外な所にまで及んでいます。

本番4日前に迫っての祝賀パレードの急な延期決定に困惑している人たちがいます。あるツアー会社はパレードの見学ツアーを約15種類も企画していました。
これらのツアーは合わせて定員の約9割、1000人の予約が入るほど人気でした。しかし、延期のニュースを受けて大変です。
また、皇居周辺で交通規制のすぐ近くにある人気仕出し弁当店は、そもそも予定されていた22日は予約を通常の3分の1ほどに抑えていたといいます。
これから再び予約を受け付けても通常より少ない見込みだそうです。そして、新たに決まった来月10日に関しても予約を制限するということです。また、都内のホテルも10日に合わせて急遽、警備にあたる人のために予約をできるかとの問い合わせがあったと話していました。祝賀パレードは予備日は設定されず、実施できなければ中止となります。
一方、政府はパレードの延期だけでなく、即位礼正殿の儀に合わせてあることを決めました。
皇室などの慶弔時に合わせ、時の内閣の判断で実施される「恩赦」。1989年に昭和天皇が崩御された時、恩赦の対象は1000万人を超え、翌年の即位には約250万人が対象となりました。ただ、一概に恩赦といっても・・・。
そもそも恩赦には有罪判決を無効にする大赦や特赦に加え、減刑や刑の執行の免除、復権があります。そのうち、今回は復権。復権とは「罰金刑を科された人が失ったり停止された資格を回復するもの」です。今回、対象となる約55万人のうち、8割が交通違反や交通事故で罰金刑を受けたケースだということです。即位礼正殿の儀が行われる前日までに罰金を収めてから3年以上、経過している人が対象です。資格が戻るわけではなく、再び資格を取る時の制限がなくなるということです。ただ、司法判断を時の政府が変えることに、これまで異論も出ています。恩赦に賛成か反対か、街の人は・・・。

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