アメリカのトランプ大統領は、宇宙における軍の活動すべてを担う“宇宙軍”を発足させた。
アメリカ国防総省によると、本部は一時的にコロラド州の空軍基地に置かれ、約300人が配備される。
アメリカが宇宙に力を入れるのは、中国に後れを取っているという焦りがあるという。
専門家からは、すでに激しい駆け引きが行われているという分析も出ている。
アメリカ国防情報局が2月に発表した報告書によると、中国軍はすでに低高度の衛星を破壊するミサイルを実戦配備済みだという。
宇宙における米中の覇権争いは日本にとっても他人事ではない。
防衛省はアメリカと連携して衛星と衝突する恐れのある宇宙ごみを監視するレーダーを山口県に設置する予定だという。
さらに、防衛省が30日に発表した概算要求には『宇宙作戦隊(仮)』という組織を新設するための費用が計上されている。

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