きょうの東京株式市場日経平均株価の午前の終値は9円高の2万1,653円でした。
11日のNYダウ平均は、「初の2万7,000ドル台乗せ」「最高値更新」と華々しかったのですが、日本株に、その盛り上がりの余韻はありません。その背景の一つともなっているのが、昨日、2019年3月から5月の決算を発表した安川電機。
産業用ロボットやサーボモーターを手掛ける会社で、中国関連の代表銘柄ともいわれます。
米中貿易摩擦の影響で、中国を中心に需要が落ち込み、純利益が前の年の同じ時期に比べて、70%減少しました。
この決算を受けて、安川電機は4.9%安。さらに、電気機器や機械セクターなどに、世界景気の先行き懸念が重くのしかかり、ファナックは2.5%安、キーエンスは1.5%安、SMCは2%安と、軟調な銘柄が目立っています。

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