中国では今、「顔交換アプリ」が爆発的な人気となっています。しかし、一方で登録した写真が悪用される可能性があると懸念も広がっています。
AI(人工知能)技術を使って動画上の俳優と自分の顔を交換できるアプリ「ZAO」は中国で1億回以上ダウンロードされて一時、利用ができないほど爆発的な人気となりました。
記者が実際に試してみると、俳優の顔が自分と入れ替わり、笑ったり話したりと豊かな表情を見せます。
しかし、アプリを利用する場合、携帯番号や顔写真などの個人情報を登録するため、そのデータが顔認証決済サービスなどに悪用されかねないと懸念する声が上がっています。
そのため当局は一時、アプリを拡散させないように規制しました。その後、アプリの開発会社は「顔写真などの個人情報を保存しない」との謝罪声明を発表しています。

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